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治療技術

アトラスオーソゴナル (Atlas Orthogonal Technique)

AOT イメージ1アトラスオーソゴナルテクニックは、主に上部頚椎を治療するテクニックです。アトラスとは第一頚椎の事で、オーソゴナルは「直交する」という意味です。

「第一頚椎の直交」とは、頭蓋骨と背骨の中心線と第一頚椎の水平ラインが直角に交わっている状態です。体全体が最小限のエネルギーで姿勢を維持することができる“位置”です。
第一頚椎はその特殊な形状によって、体全体のバランスをとる働きをしています。他の椎骨と違い、関節突起が可動域を制限しないことから、首の動きの半分を担い、同時に頭蓋骨を支えています。
AOT イメージ2頭蓋骨の位置は第一頚椎によって決められ、その位置はまっすぐ前を向いた状態で“直交”し、地面と平行を保っています。

第一頚椎が“直交”した位置から何らかの原因でわずかにズレると、傾いた第一頚椎の上の頭蓋骨には平衡感覚をとる視覚や三半規管があるため、第一頚椎ごとその傾きを直して、下の背骨がバランスを取ろうという働き(補正)が起こり、結果として体が曲がってしまいます。曲がった状態の体は関節の可動域、筋肉の緊張にアンバランスが起こってしまい、神経伝達も阻害されてしまいます。
AOT イメージ3その結果、一番ストレスがかかる場所に症状(痛み)が起こります。

AOTの治療には特殊な装置を使用します。
これは第一頚椎のみを動かすための装置で、痛みはまったくありません。
この装置は「ニュートンのゆりかご」の原理で第一頚椎を動かします。
ヘッドピースに頚椎をセットアップした後、先端の棒を皮膚表面に当て、アジャストします。
内部からの力は直接痛みを感じることなく、第一頚椎を動かしてくれます。

ニュートンのゆりかご

画像検査

画像検査 イメージ

当院では病院と提携し、必要に応じて画像検査を行っており、治療に役立てております。骨、関節の状態を画像で客観的に理解しておくことは適切に治療を進める上でとても重要です。

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